中国の石油需要「2025年前後がピーク」の衝撃度 ペトロチャイナが予想、2060年には3分の1に
■EV・PHVの普及が一因 ガソリンを例に取ると、中国のEVおよびPHVの保有台数が2024年に3000万台を突破したことで、年間2500万トン超に相当するガソリン需要が(充電需要に)置き換えられたという。 ETRIはEV・PHVの普及拡大が今後も続くと見ており、2035年の中国のガソリン需要が2023年比で35~50%縮小すると予想している。ただし、同じ輸送機器燃料でも航空燃料は例外で、航空運輸市場の拡大とともに需要が増え続ける見通しだ。
一方、原材料向け石油製品の需要は今後も増加が続く。ETRIの予想によれば、中国の2024年の原材料向け石油消費量は過去最高の1億6900万トンに達し、2035年には2023年比35%増の2億1000万トンに拡大する。 (財新記者:羅国平) ※原文の配信は12月11日
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