「お店のファンになってもらう」創立66年の卓球専門店・国際卓球が意識する“愛される店舗経営のコツ”
お客様に合わせた指導を心掛ける
ーレッスンで小田さんが特に意識していることはありますか? 小田さん:生徒さんのレベルや目標に合わせて指導方法を変えることを意識しています。 例えば、「健康的に卓球を楽しみたい」「試合で勝ちたい」といったそれぞれのお客様の目標に応じて指導を変えています。 また、技術の面で上手くできていないことは、どこが良くないのかを正直に伝えるようにしています。正直すぎて「鬼」と呼ばれたこともありますが(笑)。 ーコーチ業のやりがいはどういう部分に感じていますか? 小田さん:お客様の成長を感じられる点と自分も成長できていると感じる点ですね。 卓球は技術を言語化して伝えるのが本当に難しいです。技術がどういう理論に基づいているのかを伝えて、お客様にしっかり納得してもらう必要があります。 でもそこを考え抜くことで、「こんなこと今まで自分の卓球では考えたことないな」と思うようなことも嚙み砕いて自分も気づけることがあって、それが自分の勉強や成長に繋がっていると思います。 そういう部分が楽しくて、毎日前向きに仕事に取り組めています。
竹下友也(ラリーズ物販担当)