バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプで大規模火災 子ども含む2人死亡 600軒以上が焼失
ミャンマー軍から迫害された多くのイスラム系少数民族「ロヒンギャ」が暮らすバングラデシュの難民キャンプで大規模な火災があり、子どもを含む2人が死亡、19人が負傷しました。 バングラデシュ南東部のコックスバザールにあるロヒンギャの難民キャンプで24日、大規模な火災が発生しました。 現地の人権団体によりますと、この火災でおよそ600軒以上の家屋が焼失したほか、イスラム教の礼拝所=モスクや学習施設などにも被害がありました。7歳の子どもを含む2人が死亡し、19人が負傷したということです。 バングラデシュの難民キャンプには、隣国のミャンマーから逃れてきた90万人以上のロヒンギャの人々が暮らしていますが、竹やビニールの簡素な住まいが密集していて、これまでにも大規模な火災がたびたび起きています。
TBSテレビ