トランプ氏「WHOから脱退」か “就任当日に”大統領令300以上
アメリカのトランプ次期大統領が、来年1月20日に予定されている大統領就任式の日に、WHO=世界保健機関からの脱退を発表すると、複数のメディアが報じました。 【画像】トランプ氏「WHOから脱退」か “就任当日に”大統領令300以上 英フィナンシャル・タイムズ(22日) 「トランプ氏の政権移行チームは、1月20日の就任式で、WHO脱退を発表する計画を専門家に伝えた」 トランプ氏は、1期目にも脱退する方針を示していました。 当時は、新型コロナ感染拡大の真っ只中。対処するWHOが「中国寄りだ」というのが脱退の理由でした。実際にWHOに通告までしましたが、最短でも1年と言われる手続きの間に政権を引き継いだバイデン氏が即座に撤回しています。 2期目のトランプ氏が、厚生長官に指名しているのは、ケネディ家の“異端児”、ロバート・ケネディ・ジュニア氏。ワクチン懐疑派が、このポジションを担うことになれば、世界の公衆衛生が混乱する可能性は高まります。 トランプ氏が、これまでに「就任当日にやる」と言っていたことは『ウクライナ停戦』『関税引き上げ』などで、すでに300以上の大統領令が用意されているそうです。 就任前から騒がせていることは、ほかにもあります。 トランプ次期大統領(22日) 「我が国は、パナマ運河でも、どこでもぼったくられている。パナマ運河を完全に、速やかに問答無用で返還するよう求める」 1999年までアメリカが管理権を持っていたパナマ運河の“返還”を主張しています。 1期目に購入を提案していたグリーンランドについても、改めて「世界の安全と自由のために所有が必須」とSNSに投稿し、グリーンランドの首相を怒らせました。 ほかにも、カナダを51番目の州にする可能性をほのめかしてみたりもしています。 (C)CABLE NEWS NETWORK 2024
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