日本ファンは「パニックの表情」 中国の“5年ぶり”快挙に母国注目「めったに見られない」
中国はホームで日本に1-3で敗戦
中国代表は11月19日に行われた、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節で日本代表に1-3で敗れた。一時は一点差に詰め寄るゴールに、中国メディアは「めったに見られないスムーズな攻撃でゴールを決めるという『奇跡』を起こした」と報じている。 【実際の場面】「日本ファンはパニック」「奇跡を起こした」 中国が見事なカウンターで日本から得点を奪うシーン 中国は最終予選の初戦の日本戦で0-7と大敗スタート。その後サウジアラビア、オーストラリアと連敗を喫して、あとがないなかでインドネシア、バーレーン相手に連勝を収めた。ホームに日本を迎えた一戦では、序盤こそ拮抗していたものの、セットプレーから連続で失点。後半に1点を返すも、追加点を奪われて1-3で敗れた。 そんななか、日本相手に奪ったゴールが話題に。後半4分、自陣でボールを奪い素早い攻撃を仕掛けると、右サイドからMFウェイ・シーハオが中央に入れたパスを両チームの選手が競り合い、流れた先に走り込んだMFリン・リャンミンが蹴り込んだ。中国が日本相手に決めたのは2019年E-1選手権(1-2)以来5年ぶりのゴールとなった。 ゴールについて中国メディア「SOHU」は「めったに見られないスムーズな攻撃でゴールを決めるという『奇跡』を起こした」と見出しを打ち、「自陣からのカウンター攻撃で、非常にスムーズな連携が取れた。日本のファンにカメラを向けた時、日本ファンのパニックの表情は新鮮だった」と、一時は1点差に追い詰めたゴールを称賛している。 また、「スコアは1-3となったが、中国がゴールを決めたのは『奇跡』だった」と改めて強調し、日本がこの最終予選、オウンゴール以外で初の失点となったシーンに言及している。
FOOTBALL ZONE編集部