川崎F 4発快勝で1次リーグ突破に王手 山本が1得点1アシストで貢献「出来過ぎですね」
◇ACLE1次リーグ 川崎F4-0山東(中国)(2024年12月4日 U等々力) 東地区1次リーグ第6戦が4日に行われ、川崎Fはホームで山東(中国)を4―0で下し、3連勝で決勝トーナメント進出に王手をかけた。MF山本悠樹(27)が前半41分の直接FK弾など1得点1アシストで勝利に貢献。序盤からペースを握って押し切り、4勝2敗で勝ち点を12に伸ばした。 山本は「出来過ぎですね」と苦笑いした。1―0の前半41分にゴール右前20メートル超の位置で得た直接FK。ダミー役の三浦と「壁とGKの位置を見て意表を突けば入るんじゃないか」と話していたという。ゴール前の選手に合わせると見せかけながら、狙い澄ました一撃は壁3枚の右を巻いてワンバウンドで右隅へ。開始3分で先制も、GK鄭成龍(チョン・ソンリョン)の好守連発がなければ危うかった状況で貴重な一撃になった。 後半20分には左CKでジェジエウのヘディング弾を演出。「3点目は大事なので大きかった」。山東には今年2月の昨季ACL決勝トーナメント1回戦で2戦合計で敗戦。「僕は凄く悔しかった」という思いを晴らし、チームは1次リーグ突破に王手。年をまたぐ次戦へ希望をつないだ。