新酒ワイン華やかな味わい 南砺のワイナリー「トレボー」で瓶詰め、11月2日お披露目
南砺市立野原西(福光)のワイナリー「トレボー」は23日、自社栽培のブドウで醸造した新酒ワインの瓶詰め作業を行った。11月2日のワイナリーのイベントでお披露目するほか、同日から県内の取扱店で販売される。 醸造5年目の今年は初めて、全て立野原地区産のブドウを使う計画で、45~50トンの収量を見込んでいたが、病害虫の被害に遭い20トンにとどまった。13~14種1万8千本の生産を予定し、新酒以外は一冬熟成させて来春以降に販売する。 新酒は、9月に収穫した赤ワイン用のブドウ「ピノノワール」を使い、皮と種を取り除いてロゼワイン「立野原ブランドノワール2024ピノノワール」を仕込んだ。1本(750ミリリットル)3850円(税込み)で、千本を販売する。 松倉一矢生産部長は「華やかでフルーティーな仕上がりになった」と話し、中山安治社長は「非常に酸が柔らかく、厚みのある風味。おすしや和食、カルパッチョに合うので、一緒に味わってほしい」と語った。