【50代女子旅】女子2人の茨城「いば旅」、見なきゃ損! の絶景「袋田の滝」とほっこり温泉へ
「宿から車で30分ほど。迎えてくださったのは、藤田りんご農園の藤田さんご夫妻。おふたりのなんとおしゃれなことか、レギンスから覗くソックスも真似したいかわいさ。センスいいなー、すてきだなーと思っていたら、やっぱり、りんご園全体がとっても洒落ていました」
「赤をアクセントにしたデッキスペースでは、りんごの試食ができます。ナイフとカッティングボードを貸してもらい、自分でりんごをむいて食べるスタイル。“味見して納得して買ってね”という思いから、大子町のりんご園さんは多くが試食をさせてくれるのだそう。 『おいしー、ものすごいジューシーさですね、真ん中の蜜もさわやか』と言うと『とにかくりんごは鮮度だから』と藤田(妻)さん。ここで食べさせてもらうりんごはもぎたて。香り高く、しゃきっと、果汁がじゅわーっとあふれ、あらためてりんごっておいしいなーと。 『もぎたてが絶対的においしいと思うんです。あとはどんどん水分が抜けていくから、冷蔵庫にも入れないほうがいい。いっそ食べきれない分はすぐに煮たりしたらいいのよ。少しおく場合は、家の暗くてすずしいところに。できたら1個ずつ包んで』とアドバイスをいただきました」
「こちらでは自分でりんご狩りをして持ち帰ることも、購入だけすることもできます。発送もやってくださるので1箱買うのもおすすめ。この日も、りんごを求めていく地元の方が次々と訪れていました」
「またもぎたてを加工したアップルパイも大人気。水戸で開かれたG7サミットのとある会議でデザートに採用されたアップルパイなのです。もちろんお土産に購入しました。 これがりんごたっぷり。しかも煮崩れすぎず、りんご感がしっかりごろっとある、さすがの仕上がりでした。パッケージ、紙袋までかわゆし」
「ところで、藤田さんは、代々りんご園を営んでいた夫(藤田さん)と恋愛結婚で、農業の経験はゼロ。不安じゃなかったですか? と聞くと、『はじめてのことがいっぱいだったけど、もともとりんごが大好きだったからうれしかったかな。アップルパイを試行錯誤して作ったり、ドライりんごを開発したり、このおいしさを伝えたくていろいろやっています。毎日楽しいですよ』と最高の笑顔で話してくれました」