【50代女子旅】女子2人の茨城「いば旅」、見なきゃ損! の絶景「袋田の滝」とほっこり温泉へ
「つまり泊まって、夜、朝、両方の袋田の滝を見るのがおすすめなのです。しかも、ここは温泉街(え、先に言ってよ? ですね)。到着したら滝を見て、地元の料理、地酒、温泉、朝ふたたび滝! 絶景、温泉、絶景! 嗚呼」
夏は鮎ざんまい、冬は軍鶏鍋か
「私たちが今回泊まったのは『滝味の宿 豊年万作』さん。滝の入り口まで歩いて5、6分。滝から流れてきた水が、おちついてゆったりまどろみ流れる久慈川沿いの温泉宿です。 大子町は福島との県境に近い奥久慈にあり。奥久慈とは川釣り(鮎も!)で有名な久慈川の上流域を指します。夏は鮎もおいしいらしいけど、時は晩秋。さて? と思っていたら、奥久慈と言えば軍鶏(しゃも)、と耳にして、迷わず夕食に軍鶏すきやきをリクエストしました。軍鶏は、身が固めで野趣ある味わい。から揚げもおいしいらしい。 ゆったり温泉につかり、大子ビール『やみぞもりのビール』でまったり。このビールがうんまい。大子町の『大子ブルワリー』で製造されているクラフトビールだそう。 醸造所も行ってみたいねー、なんて話しながら、静かな静かな夜が更けていきました」
「ところで、ここでは朝ランもおすすめしたい。川沿いの道を、ザ・ニッポンな山景色、川景色を見ながら走れます。ひなびた(ほめてます)温泉街、まだ店が開く前の通りを走るのもまたよし。 夜は早く休み、朝は早めに起きて走って、朝の滝を見て、もどったら名残おしく湯につかり、のんびり朝ごはん、サイコーじゃないか」
「しかも、こちらの朝ごはんが、奇をてらうことなくとーってもおいしかったです。特に、“谷田部さんの奥久慈米”がよかった。久しぶりにおかわりしました。こだわりの低農薬有機米だそう。それを都度精米して届けられるのだとか。女性のお客さんが多いのにも納得です」