【NFL】シーズン第1週の先発は未定も、QBメイは「確実に成長している」とペイトリオッツHCメイヨ
時が経つにつれて、まだ決着がついていないクオーターバック(QB)争いが減ってきている。まだ決断を下していないチームの1つに、ニューイングランド・ペイトリオッツがあるが、ドラフト1巡目指名を受けた新人QBドレイク・メイは橋渡し役のベテランQBジャコビー・ブリセットに追いつきつつあるようだ。
プレシーズンの2試合が終了し、レギュラーシーズン開幕まであと3週間となる中、1年目のヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨが現地19日(月)に、シンシナティ・ベンガルズと敵地で対戦するシーズン第1週に誰が先発を務めるかはまだ分からないと明かした。
チーム公式記録によると、メイヨHCは「今はまだ分からない。もう1つプレシーズンゲームがあるし、そのあと1週間ある。分かった時点でお知らせする」と述べたという。
メイヨHCは報道陣に対し、メイが進歩を遂げており、ますます印象的になってきたと伝えている。
「彼は早く来て、遅くまで残っている」と話したメイヨHCは「彼は毎日、そういうタイプの選手として素晴らしい仕事をしている。コーチ陣も彼との1対1のミーティングを行なって、彼がチームプレーになじめるようにするという点で良い仕事をしていると言える。彼は確実に成長している」と続けた。
ブリセットはオフシーズンプログラムの序盤からチームのQB1として扱われてきたが、最も重要な時期、すなわちレギュラーシーズンの先発QBになるとは発表されていない。
おそらく、ブリセットは先発としてシーズン開幕を迎え、メイはより多くの時間をかけて適応してからシーズン後半――特に、ペイトリオッツが苦戦した場合――にブリセットと交代するはずだ。
月曜日、ブリセットは「俺は今も自分を先発として扱っている」と語った。
その一方で、メイは進歩を遂げ、その過程で支持を集めている。
2024年NFLドラフトの全体3位で指名を受けたメイは、ペイトリオッツの未来のクオーターバックだ。ペイトリオッツがその未来にどれほど早く到達するかは不明だが、その時は確実に近づいている。