井上新監督の下で“チャンス”!? 中日、新たな1軍戦力候補(2)ついに“主力クラス”となる…?
2024年限りで立浪和義監督が退任し、2025年シーズンから井上一樹新監督が指揮を執る中日ドラゴンズ。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。井上監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、井上新体制で一軍起用が増えそうな選手を紹介したい。
仲地礼亜
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/83kg ・生年月日:2001年2月15日 ・経歴:嘉手納高 - 沖縄大 ・ドラフト:2022年ドラフト1位 プロ2年目の今季は、故障によって不本意なシーズンを過ごした仲地礼亜。ポテンシャルは抜群なだけに、コンディションさえ整えば、一軍での登板機会が増えそうだ。 2022年ドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を受け、沖縄県内の大学史上初めてのプロ野球選手となった仲地。ルーキーイヤーから一軍デビューを果たし、同年7月26日のDeNA戦では6回1安打無失点の好投でプロ初勝利をマーク。 同年は9試合の登板で2勝5敗、防御率4.98に終わったが、プロの並み居る強打者を相手に貴重な経験を積んだ。 今季は、5月26日のヤクルト戦で先発マウンドに上がるも、右足の故障によりわずか1イニングで降板。その後も状態が上がらず、わずか1試合の一軍登板でシーズンを終えた。 一方、二軍では9試合に登板し、3勝2敗、防御率3.12を記録。最速150キロ超のストレートと多彩な変化球で打者を圧倒し、奪三振率9.18、被本塁打0という投球を見せた。 井上一樹新監督からの期待も大きいドラフト1位右腕は、プロ3年目を迎える来季を飛躍のシーズンとしたい。
ベースボールチャンネル編集部