Honda王座奪還へ5区で首位浮上!青木涼真が5年連続の舞台で激走 旭化成2位キープ/ニューイヤー駅伝
◇第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝の総合成績、順位変動グラフをチェック! ニューイヤー駅伝が行われ、2年ぶり王座奪還を狙うHondaが3位からトップに浮上した。 序盤はトヨタ自動車・西山雄介が最初の1km2分43秒、2km5分27秒で入って後続との差を一気に広げる。 だが、Hondaのパリ五輪3000m障害代表・青木涼真が力走。6.5kmで旭化成・大六野秀畝をかわして2位に浮上すると、大六野を引き連れるかたちで先頭を力強く追う。11kmでその差は3秒となった。 強い向かい風を受けながらの、3チームの力勝負。11.3kmでトヨタ自動車に並んだHonda・青木が、ここで一気のペースを上げると、トヨタ自動車・西山が後退する。 12.4kmで旭化成・大六野が前に出るが、Honda・青木は離れず、再び先頭に立つ。そして14.5kmで青木が力強くスパート。入社から5年連続の5区で、トップとの48秒差を跳ね返す圧巻の激走を見せた。 10秒差で旭化成が2位。3位のトヨタ自動車は55秒差をつけられ、連覇へ苦しい展開となった。 4位はGMOインターネットグループ、5位が住友電工、6位が三菱重工、7位にKaoが続き、地元・SUBARUが8位で通過した。
月陸編集部