【ヴィクトリアマイル】引退取りやめ狙うG1!指揮官が語るフィアスプライドの可能性
ヴィクトリアマイル フィアスプライド 国枝栄調教師 ――前走の中山牝馬ステークスは9着でした。レース内容を振り返ってください。 国枝調教師(以下、国):ハンデ戦で56キロのトップハンデを背負っていた影響もあったかもしれませんね。2走前のターコイズがすごく良い内容の勝ち方だったので、それと比べるといろいろ上手くいかなかったところもあったかと思います。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 国:前走後は美浦近郊の牧場へ放牧に出して、ここを目標に帰厩しました。予定通り順調にきています。 ――5/1(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 国:前走から適度なレース間隔があいているので、1週前は併せ馬で終い重点でビシッとやりました。動きも良かったですし、1週前としては良い追い切りが出来たと思います。 ――年明け初戦の前走を使って、状態の変化を感じるところはありますか。 国:特に大きな変化はありませんが、精神的に落ち着きがあって気持ちに余裕があるところが良いですね。 ――東京マイルを使うのは、2022年5月の4歳上2勝クラス1着以来です。改めて舞台適性についての見通しは。 国:トリッキーな中山マイルに比べてフェアなコースですし、競馬はしやすいと思います。レース当日の馬場状態などを見ながら、ルメさんが上手いこと乗ってくれるでしょう。 ――馬にとって初のG1挑戦です。意気込みをお願いします。 国:オーナーサイドと相談して、引退するのを待ってもらってヴィクトリアマイルに向かう訳ですから、結果を出したいと思っています。
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