【宝塚記念】中野栄治元調教師も祝福「雨で九分九厘勝てるかなと思っていました」
<宝塚記念>◇23日=京都◇G1◇3歳上◇芝2200メートル◇出走13頭 ブローザホーン(牡5、吉岡)の宝塚記念優勝を、今年1月の日経新春杯まで管理した中野栄治元調教師(71)が「うれしかったですね」と祝福した。 【写真】中野元調教師に5年ぶりJRA重賞Vをもたらしたブローザホーン この日は都内でテレビ観戦。「雨が降っていたので、九分九厘勝てるかなと思っていました。レース後にメールを送って、菅原明良君から“ありがとうございます”と電話をもらいました。彼はデビューした時からセンスがあったので、いつかいい馬に巡り合って、結果を出せると思っていました。チャンスをものにできて良かった」。 2歳11月にデビューしたブローザホーンの初勝利は3歳6月の函館。同世代のドウデュースがダービー馬になった時は、まだ未勝利馬だった。「クラシックには行けなかったけれど、少しずつ成長して実になった。勝ちみに遅くてちょっと時間がかかったけれど、梅雨の時期でちょうど良かった」と感慨深げに語った。