クレー射撃元代表、不正認識否定 「架空領収書」発表の協会と対立
クレー射撃W杯日本代表歴がある大前有希選手が1日、兵庫県庁で記者会見し、架空の領収書で県の補助金を受給したとする県クレー射撃協会の発表内容を否定した。前会長から指示され自らに不正の認識はないとし、調査に不正を認めたとする協会説明は事実ではないと反論。一方的に資格停止処分を下そうとしているとして見直しを求めた。 大前選手は6月時点でクレー射撃国内ランキング1位。今回の疑惑の影響で「試合に集中できない」として、2028年ロサンゼルス五輪に向けた今後の代表選考を辞退する考えを日本クレー射撃協会に示し、県協会に脱退の意思を伝えたと明らかにした。