大谷翔平、来季復活の二刀流は「最後のチャンス」3度目手術からの投手復帰は「現実的ではない」
NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、ドジャース大谷翔平投手(30)が今後の二刀流への見通しを明かした。 大谷は昨年9月に2度目となる右肘のトミー・ジョン手術を行い、来季は投手復帰を見込んでいる。「年も中堅からベテランになっていく。もう1回手術をする機会が訪れたときに、また1年半リハビリをしてというのは現実的ではない。そう考えると、最後のチャンスなのかなという感じはしている」と二刀流への思いを語った。 日本ハム時代の監督だった栗山英樹氏(日本ハムCEO)も登場。「ケガもそうだし、来年ピッチャーとして復活するところも含めての宿題が残っている。そういう運命というか、宿命なんでしょうね。だから野球の神様は絶対安心させないし、『ピッチャーやり始めたら盗塁しない』ってみんな思ってるかもしれないですけど、もっと盗塁するかもしれないし。人が『こうなんだろうな』っていうのを超えてくる選手なのでね。何をしでかすか楽しみにしてます」と語った。