松山市議会 土砂崩れ被災住民の「生活再建金」に1億7300万円の補正予算案可決
松山市の9月定例市議会は、城山の土砂崩れで被災した住民への「生活再建金」給付費用1億7300万円などの補正予算案を可決し閉会しました。 最終日のきのう、本会議には城山の土砂崩れで被災した住民に被害を受けた建物や家具、車などの修繕・購入費を給付する「生活再建金」給付事業費として1億7300万円の補正予算案が追加提案されました。 市によると、先月郵送で被害状況を調査したところ、対象の696件のうち83件が「被害があった」と回答したということです。 給付額は市場価格などを参考に算定され、金額の内訳は、車やバイクの修繕・購入費が1億3000万円、住居や店舗の修繕費に2700万円などとしています。 補正予算案は可決・成立し市は今後、現地調査が完了した人から順次申請書類を送付し、できるだけ速やかに給付したいとしています。 この他、きのうの本会議では松山城の土砂崩れの復旧や防災・減災に重点をおいた一般会計あわせて15億6871万円の補正予算案も可決・成立しています。