「ゼクシオ　ドリームカップ」に参加した尾関彩美悠（カメラ・富張萌黄）

　ゴルフの「ゼクシオ　ドリームカップ」が５日、茨城ＧＣで行われた。住友ゴム工業と用品契約を結ぶ８選手がプロアマコンペを楽しんだ。ツアー１勝の尾関彩美悠（あみゆ、ＪＦＥスチール）は「プロのティーショットが１回までで、どれを採用するかみんなで相談しながら回れて楽しかった」とこの日のラウンドを振り返った。 　今季は未勝利ながら、プロ３年目で自己最高のメルセデス・ランク１６位と躍進。「優勝はできなかったけど、安定した成績だったのでそこは良かった。予選落ち（６度）も３年間の中で一番少なかった」と充実した一年になったという。それでも目標としていたツアー２勝目には届かず、今年の漢字には「悔」を挙げた。「優勝を本当にしたいと気合が入っていた。できなかったので悔しいかな」とすでに来季へ燃えている。 　オフシーズンには免許を取ることを楽しみにしている。「ずっと取りたかった。合宿に行くか（教習所に）通おうか悩んでいます」とすでに、うきうきしている。免許はツアーで移動のためかと思いきや、「めっちゃ薬局が好きで、いろいろ見ていて何時間もいたりする。行きたいときにお父さんに言うのが申し訳ない」と独特な理由を語った。スキンケア品を見るのが好きで、ふと生きたくなることがあるという。２月はゴルフの合宿を沖縄で実施予定。「アプローチ、パターを（強化したい）」と３年ぶりＶへショートゲームを磨く。