わかやまスポーツ伝承館「プロ野球和歌山県ゆかりの選手展」
和歌山県出身のプロ野球選手が実際に使用したユニフォームやバットなどを展示する、恒例の「2024プロ野球和歌山県ゆかりの選手展」が和歌山市の「わかやまスポーツ伝承館」で開かれています。 今回の展示会では、2024年、千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で指名された、日高川町出身の西川史礁(にしかわ・みしょう)選手が「侍ジャパン」に招集された際に使ったスパイクや、橋本市出身でDeNAベイスターズの筒香嘉智選手のバットなど、およそ90点が展示されています。 2月から始まるキャンプで実際に使用するものも見ることができ、ユニフォームは、全国でも珍しいショーケースに入っていない露出展示で楽しめます。 江川哲二館長は「どこの球団に和歌山に関係がある選手がいるのか、知ってもらいたい。展示会に来た子どもたちが、いつか自分もここに飾ってもらいたいと思ってもらえれば嬉しい」と話していました。 また、和歌山県内の小学生が文字でスポーツの感動を伝える「スポーツ書道展」もあわせて開催されていて、応募があった688点の全ての作品を展示しています。オリンピックにちなんだ「金」や、大谷選手の「大谷」などの文字が多く、2024年のスポーツ情勢が反映されています。 プロ野球和歌山ゆかりの選手展は2025年1月6日まで、スポーツ書道展は1月13日まで、和歌山市本町のフォルテワジマ3階「わかやまスポーツ伝承館」で開かれていて、入場は無料です。なお、お正月の3日間は休館日です。