釣りの後、魚や釣り餌のイヤ~な臭いを車内に残さないコツ、教えます!
釣りをする上で付き物なのが、魚や釣り餌の臭いです。しっかり対策をしないで釣りをすると、車内に臭いが充満して、移動時間が不快になってしまう、なんてことも……。 今回は、車内をイヤな臭いから防ぐコツを紹介します。 【写真9枚】ファスナーを閉めれば臭いの発生を防ぐことができる。臭いの元にフタができるアイテムを写真で見る
臭いを車内に残さないコツ
◆釣り道具やウエアを水洗いする 釣りで使用した道具に付着した魚の鱗やヌメリ、釣り餌などは、イヤな臭いの発生源の代表格です。また、川の水や海水で濡れたウェア類も、生乾きの状態になると独特の臭いを発するようになります。 これらをクルマに積み込む前に軽くでもいいので真水で洗い流すと、車内に臭いが充満するのを軽減できます。 ◆臭いの元にフタができるアイテムを使う 釣り道具を真水で洗ったとしても、サビキ釣りで使用するコマセなどの強い臭いはなかなか落とすことはできません。 そこで、使用した釣り道具をフタ付きの収納などに入れてしまう方法があります。こうすることで、臭いの発生源を完全にシャットアウトできます。 実際に私が使用しているアイテムを紹介します。 ・コンテナボックス コンテナボックスやRVボックスなどのハードケースは、釣り具の車載にうってつけです。 私はJEJアステージの「STボックス」を使用しています。 フタを閉めてしまえば臭いの発生をほぼ完全に防ぐことができます。 フタにはロック機構がついているため、柔らかい物であれば(ウェアなど)多少容量オーバーでも詰め込むことができます。 また、サイズラインナップが非常に豊富なので、収納する釣り道具の大きさ毎に適切に使い分けることができます。 同サイズのボックスであれば積み重ねることも可能なのでスッキリと車載できます。 ・ランディングネット(タモ網)の収納ケース ランディングネットは大きな魚を取り込んだり、釣り針を外すなどの作業に釣った魚をキープしておく際に活躍します。 実は、ランディングネットの網は魚のヌメリを吸い取るアイテムなので、使用したあとに臭いを発しやすい釣り道具のひとつとなります。 アイテムはパズデザインの「ネットケース・ツイン」(旧モデル)です。 海で使用する大型のランディングネットでもすっぽり2つ収納でき、ファスナーを閉めることで臭いの発生を防ぐことができます。 現在発売中の新モデルでは、底部分のマチを広くしたことでより余裕のある収納ができたり、取っ手部分にD環が付いたことにより、ちょっとした小物を取り付けられるようになっています。 ◆手指の臭いを除去するアイテムを使う 釣り道具の臭いを防ぐことができたとしても、魚や釣り餌を触った手指には臭いが残ってしまいます。 そこで活躍するのが、明邦化学工業の「臭いが消えるティッシュ」です。 ウェットティッシュと同じ感覚で手軽に使用でき、手指についたイヤな臭いを除去できます。 手全体に加えて、指の付け根や爪の間までしっかりふき取るのが、臭いを上手く除去するコツです。 釣りのポイント(釣り場)に手洗い場があれば、ハンドソープなどでしっかり洗うことで臭いを取り去ることができます。しかし、手洗い場があるポイントはそう多くはありません。 「臭いが消えるティッシュ」を釣り道具のケースに常備しておけば安心です。