【武蔵野ステークス展望】コース適性抜群のコスタノヴァが重賞初制覇へ好機到来
第29回武蔵野ステークス・G3は11月9日、東京競馬場のダート1600メートルで行われる。 【データで見る】コスタノヴァの血統、戦績 コスタノヴァ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)は当舞台で3戦3勝と相性が抜群。前走のクラスターCは1200メートルに対応できず敗れたが、巻き返しに期待がかかる。前走は仕上がり途上。この中間はしっっかり乗り込まれ、前走以上の出来にある。来年はG1戦線での活躍を期待されている素材。重賞初制覇を果たし、弾みをつける。 今年の根岸Sを制したエンペラーワケア(牡4歳、美浦・杉山晴紀厩舎、父ロードカナロア)は、6勝すべてが1400メートル。距離延長がカギだが、こなせれば好勝負も可能だ。同舞台のユニコーンSを勝っているペリエール(牡4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父へニーヒューズ)は、5か月半ぶりの前走を叩かれて気配上昇。エルムSで1年8か月ぶりの重賞制覇を成し遂げたペイシャエス(牡5歳、美浦・小西一男厩舎、父エスポワールシチー)も侮れない。
報知新聞社