7月30日深夜、福岡市早良区のアパートに侵入し、住人の男性をハンマーのようなもので殴って殺害しようとしたとして、会社員の男2人が逮捕されました。 殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは、いずれも福岡県那珂川市に住む会社員の羽生京弥容疑者（21）と、石田健太容疑者（23）です。 羽生容疑者らは、7月30日午後11時20分ごろ、福岡市早良区のアパートの一室に侵入し、この部屋に住む男性（20）の頭をハンマーのようなもので複数回殴って殺害しようとした疑いが持たれています。 男性は頭の骨を折る重傷を負いましたが、命に別状はないということです。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 警察によりますと、男性は羽生容疑者の元妻と交際していて、事件当時、この部屋には元妻もいましたが、羽生容疑者らが元妻を外に連れ出した上で、男性を殺害しようとしたとみられています。 男性から通報を受けた警察官が現場に駆けつけましたが、羽生容疑者らは元妻と一緒に現場から立ち去っていました。 その後の捜査で、7月31日に羽生容疑者と元妻が那珂川市内の宿泊施設にいるところを発見し、羽生容疑者を逮捕。 石田容疑者は翌1日に早良警察署に出頭したということです。 警察は、2人の動機などについて詳しく調べる方針です。