【MLB】エンゼルス・菊池雄星の背番号は「16」に決定 モニアックが「8」に変更 契約条件の詳細も判明
米公式サイト「MLB.com」は現地時間12月2日付けでエンゼルスのミッキー・モニアックの背番号が「8」に変更されたことを発表した。モニアックの背番号はもともと「16」だったが、エンゼルス公式サイトによると、「16」は3年契約で加入した菊池雄星が背負うことに決まったようだ。菊池はマリナーズで3年間「18」を背負ったあと、ブルージェイズとアストロズでは背番号「16」でプレーしていたが、新天地エンゼルスでも引き続き「16」を背負うことになった。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 3年6300万ドルでエンゼルスに加入し、先発ローテーションの柱としての活躍が期待される菊池。ペリー・ミナシアンGMによると、先発ローテーション5枠のうち、菊池、ホセ・ソリアーノ、タイラー・アンダーソン、カイル・ヘンドリックスの4人はほぼ当確と考えているようだ。残りの1枠をリード・デトマーズ、チェイス・シルセス、ジャック・コハノウィッツらが争う見込みだが、ミナシアンGMはさらなる先発補強に動く可能性も排除していない。 なお、日本時間12月4日には「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が菊池の契約条件について詳細を報じた。2025~27年の3シーズンはいずれも年俸2100万ドル。これはエンゼルスの投手としては、2021年オフに1年契約で加入したノア・シンダーガードと並び、球団史上最高タイの年俸となる(二刀流の大谷翔平を除く)。先発投手の価格が全体的に高騰していることも考慮する必要はあるが、この金額からは菊池に対するエンゼルスの期待の大きさがうかがえる。 また、ヘイマン記者は付属条件として「トレーナー(10万ドル)、通訳(7万5000ドル)、日米間のビジネスクラスの往復航空券5回分(チケット1枚あたり1万ドルを超えないこと)」と報じている。これらの条件が菊池の3年契約には盛り込まれているようだ。 エンゼルスの新エースとして期待される菊池。来季から3年間、期待に応える活躍を見せることができるか注目だ。