アビスパ福岡が新体制発表会 新加入組が続々10ゴール宣言 福岡大出身の橋本悠は「2ゴール、7アシスト」…なぜ?
J1アビスパ福岡が6日、福岡市内で新体制発表会を開き、チームの目標として6位以上を掲げた。昨年はJ1リーグ最少の33得点にとどまり12位。攻撃力強化を目指すチームの期待通り、新加入選手からはゴールを意識した目標が相次いだ。 ■全治約1年、頼りになるDFも復活の始動【写真特集】 昨年J1東京Vで10番を背負って4得点した見木友哉は「10ゴール」と掲げた。昨年7月にベスト電器スタジアムで行われた福岡戦でアシストするなど司令塔タイプだが「自分が10ゴールを取ることがチームを上に導いていけることだと思っている」と得点に焦点を当てた。得点のイメージを問われると「華麗なゴールだけでなく、泥くさいゴールも積み重ねることが大事」と掲げた。 昨年J1町田で36試合出場し、3得点した福岡市出身の藤本一輝は「10ゴール10アシスト」と設定した。「自分が書く前に(見木)友哉君が(10ゴールと)書いたのでかぶっちゃったなと思ったけど…」と笑いを誘いつつ「最後の精度さえ上がればというのが昨年からの課題だったので、(改善すれば)そのぐらい活躍できるかな」と自信をのぞかせる。昨年9月にベスト電器スタジアムでの福岡戦で得点しており「良い印象があるので、達成できるように頑張りたい」。小学生のころから試合を見てきた思い出の地での活躍を誓った。 昨年特別指定選手としてプレーし、今年福岡大から正式に加入した橋本悠は「2ゴール、7アシスト」としたためた。「本当は5ゴール5アシストと書きたかったけど、昨年重見(柾斗)さんがそうやって書いていたなと思いだして…」と福岡大の1学年先輩を意識した。ボランチで前線にも顔を出す重見と違い、橋本はサイドバック(SB)。「あまりアビスパ福岡のSBが得点を取る形は見たことがなかったけど、僕は点を取れるSB。個人でがめつく取りに行くのが2ゴール。昨年の重見さんの目標を超えるように7アシスト。そういう攻撃的なSBになることが、勝利につながる」と数字に込めた意味を説明した。 ▼金明輝新監督にサポーター熱視線、今季の目標明言▼