栄養士が選ぶ、ダイエットにベストなフルーツ10
※この記事は、海外のサイト『Prevention』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 健康のために体重を減らすと決心したなら、生活習慣の改善リストに食生活の見直しも加わるはず。その場合、ダイエットに最適な果物など、摂取すべき食品はどれか気になるのは当然のこと。よく知られているけれど、果物にはビタミンやミネラル、そして腸の健康をサポートするための食物繊維が豊富に含まれている。さらに果物は甘いので、食事の味のバランスを取ってくれる。果物はあくまでも、バランスの取れた食事の一つの要素にすぎない。
ダイエットの種類によっては果物を避けるよう勧めるものもあるけれど、多くの栄養士がこれに反対している。「いつから、どうして果物が悪者扱いされたのかは分かりませんが、果物は間違いなく健康的な食事の一部であり、減量や体重管理に重点を置いた食事にも欠かせません」と話すのは、登録栄養士で「キュリナ・ヘルス」のCEO兼共同創設者のバネッサ・リゼットさん。また『ザ・リトルブック・オブ・ゲームチェンジャーズ』の著者で、登録栄養士のジェシカ・コーディングさんは、「好きな果物があるなら食べるべきです」と語る。
ただし、リゼットさんいわく覚えておきたいことが一つ。果物には天然の糖が含まれるので、血糖値の急上昇や急落を避けるためにたんぱく質や脂肪と組み合わせるのがベストだそう。たとえば、パイナップル2分の1カップにはアーモンド15粒、またはベリー1カップにはピスタチオ4分の1カップなどがおすすめ。
また、過去にあった体重を減らすならデザートの代わりに果物を食べるのがいいと話について、コーディングさんはおすすめできないという。「甘いものに対する欲求を果物で満たすべきという意見には賛成できません。果物がキャンディやチョコレートの代わりになることはありません」と彼女は語る。