ルクレールがアゼルバイジャンGPで4年連続のPP!ピアストリ、サインツが続く…角田裕毅12番手、選手権2位ノリスはまさかのQ1敗退|F1
2024年のF1第17戦、アゼルバイジャンGP予選が現地時間14日行われた。 現地バクーはフリー走行3回目、F2のレース1とドライ路面が継続となり、予選開始時刻時点で気温28℃、路面温度39℃となっている。 【動画】Q1でノリスがアタックを辞める…選手権2位ノリスが17番手でまさかのQ1敗退 アゼルバイジャンは他車がエスケープゾーンに退避したり、ウォール接触でイエローフラッグになるリスクが高いこともあり、各ドライバーは18分のQ1スタートとともにすぐさまタイムを出しにいく。そしてタイヤの持ちが良いため、ソフトタイヤで2アタックをするマシンが多数となった。 残り3分になり、3度目のアタックを行った角田裕毅は旧市街のセクター2区間ではこの時点の全体ベストで一時的に4番手タイムをマークした。 脱落圏内にいたランド・ノリスはラストアタック、ターン16立ち上がりの縁石でフロアをこすり、このアタックを辞める。現在総合2位のノリスが、まさかのQ1脱落となってしまった。Q2進出を逸したのはダニエル・リカルド、ノリス、バルテリ・ボッタス、チョウ・グァンユ、エステバン・オコンの5台だった。 なお、リカルドが16番手で、角田はQ1を11番手で通過したため、今季のVCARBチーム内予選当該成績は角田11-6リカルドとなっている。
続くQ2では多くのドライバーがQ1で使用したユーズドを継続して最初のタイムを出しにいき、そしてQ2終盤には新品ソフトを入れてタイム短縮を狙った。 だがこのQ2で敗退となったのは、今回出場停止ケビン・マグヌッセンの代役を務めるオリヴァー・ベアマン。角田裕毅、ピエール・ガスリー、ニコ・ヒュルケンベルグ、ランス・ストロールの5台だった。このQ2ではフランコ・コラピントがアレクサンダー・アルボンより上、ベアマンがヒュルケンベルグより上と、F1デビュー2戦目の若手2人が気を吐く結果となった。 そしてトップ10のグリッド順を決めるQ3では最後のアタックの時間となり、ピットから各車出ていく。するとウィリアムズのクルーはアルボンのマシンからエアボックスを外さずに送り出したため、アルボンはピットレーン出口の奥で一度マシンをストップさせ、該当パーツを外すハメになった。アルボンはこれでタイムリミットまでにコントロールライン通過できず、Q3でのラストアタックを逸している。また、アンセーフリリースで審議対象ともなった。
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