山梨の20代前半投票率、過去３回の衆院選で40％割り全世代で最低 県選管、啓発に注力
15日公示、27日投開票の衆院選に関連して、山梨県内の年代別投票率の動向を直近のデータで振り返った。20～24歳の投票率は、過去3回の衆院選で40％を割り込み、全世代の中で最も低くなっている。若年層の「投票離れ」は深刻さを増しており、県選管は、この世代を対象とした啓発活動に力を入れている。 20～24歳の投票傾向について、旧民主党が政権交代を果たした平成21年選挙以降を見ると、同選挙は52・05％。自民党が圧勝した24年選挙で40・50％に落ち込み、それ以降、26年選挙（39・14％）、29年選挙（38・97％）、令和3年選挙（39・18％）と低迷が続いている。 29年と3年選挙における18～19歳を見るとそれぞれ、49・47％、46・75％となっている。
