帰省すると、母が孫に「お小遣い」を渡してくれます。ありがたいですが、小学生4年生に「1万円」は高すぎないでしょうか? 子どもの金銭感覚が心配です…
もらったお金をどう使う?
お金の価値や使い方をまだ十分に理解していない年齢の子どもにとって、1万円という大金を手にすることは少し危険かもしれません。そこで重要なのが、お金の教育です。もらったお金の使い方を考えさせることで、子どもに金銭感覚を身につけさせるチャンスを与えられます。 例えば、もらったお金を電子マネーにチャージすれば、現金以外の「見えないお金」を使う体験をすることができます。お小遣い帳をつけさせることで、もらったお金の動きを理解して、正しい金銭感覚をつかむきっかけになるかもしれません。 親が一緒に計画を立てたり、アドバイスをしたりすることで、お金の使い方を学ばせることができるでしょう。
まとめ
祖父母から孫へのお小遣いは愛情表現の一つですが、金額は年齢に応じて適切に調整することが重要です。小学生低学年に1万円は一般的な相場より多めです。 同時に、お金の価値や使い方を教えることも大切です。愛情表現としてのお小遣いと金銭教育とのバランスを取ることで、子どもたちは感謝の気持ちを持つとともに、お金の大切さを学ぶことができるでしょう。 出典 住信SBIネット銀行株式会社 お年玉に関する意識調査2021 株式会社マルアイ 2024年お盆玉に関する実態調査と夏休みの動向調査 執筆者:渡邉志帆 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部