上質な音楽に包まれて味わうナチュラルワインにカクテル!京都の繁華街に生まれた森の中のミュージックラウンジ(京都・三条)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
FUL(京都・三条)
2024年7月、三条駅から徒歩5分ほどの場所に、森から降り注ぐ音楽を全身で浴びる感覚を味わえるミュージックラウンジ「FUL」がオープンしました。音楽だけでなく店舗のプロデュースを手掛けたのは、音楽家でプロデューサーの田中 知之氏。国内外の映画やドラマ、商業施設へ楽曲提供し、東京2020オリンピック・パラリンピックでは、開会式や閉会式の音楽監督を務めました。
「サウンドフォレスト」をコンセプトにした同店では、京都の繁華街に突如現れた架空の森でナチュラルワインや個性豊かなカクテルを楽しむことができます。さまざまな歴史と伝統が息づく京都の街には、下鴨神社の「糺の森」に代表される「鎮守の森」が神社の本殿を取り囲むように茂っています。店舗がある木屋町がかつて高瀬川を通り材木が集まる街だったという背景もあり、店内に、神社を外界から守りながら人々に安らぎを与えてきた「鎮守の森」を築いたそうです。店名には、“Mindful(=心を満たす)”“Peaceful(=安らぎ)”というメッセージが込められています。
店内は、北アフリカやモロッコの建築をベースに、土、鉄、木、石といった自然なマテリアルで構成した大地の温もり溢れる空間。世界各地で買い付けてきた希少価値の高いユーフォルビアや熱帯植物ビカクシダなどの珍しい植物が生い茂り、中央には特大のチークの古木で造られた巨大なシンボルツリー3本が、ゲストを見守るように佇みます。ソファのラウンジ、ハイチェアのカウンターバー、テーブル席が並ぶダイニング、3つのエリアからなり、客席は全78席。さまざまなシーンで利用できます。