「なんと素晴らしい瞬間」T・ヘルナンデス、HRダービー初制覇に歓喜! ド軍史上初&ドミニカ共和国出身7人目の快挙達成
MLBオールスターゲーム前日のイベントであるホームランダービーが現地時間7月15日(日本時間16日)、テキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで行われ、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスが初出場で初優勝を果たした。 【動画】HRダービー初制覇!T・ヘルナンデスが優勝トロフィーを掲げ歓喜 T・ヘルナンデスは1回戦では19本塁打を放った。タイムアウトでは、チームメイトの大谷翔平やタイラー・グラスノー、同じドミニカ共和国出身のファン・ソト、ウラジーミル・ゲレーロJr.からも激励され、その応援に見事に応えた。準決勝ではフィリーズのアレク・ボームとの激闘を制して決勝に進出すると、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.との対戦で14本塁打を放った。 後攻のウィットJr.も13本を放ち、最後のスイングも本塁打性の当たりだったがフェンス直撃に終わり、T・ヘルナンデスがドジャースの選手で初めての栄冠を手にした。なお、優勝賞金は100万ドル(約1.5億円)となっている。 『MLB公式サイト』のサラ・ラングス記者は自身のXで、ドミニカ共和国出身選手でホームランダービーを制覇したのは7人目であることを伝えた。過去には、2000年のサミー・ソーサ、2004年のミゲル・テハダ、2007年のブラディミール・ゲレーロ、2010年のデビッド・オルティーズ、2011年のロビンソン・カノ、2022年のフアン・ソトが制覇している。 また、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで「テオスカー・ヘルナンデスは、キャリアを通じてホームランダービーに出場したいと思っていた。彼は始まった瞬間から笑みを浮かべていた」とし、「ヘルナンデスにとって、そしてドジャースにとって、なんと素晴らしい瞬間だろう」と感激した様子で投稿していた。 T・ヘルナンデスは前半戦でチーム2位となる19本塁打をマークし、控え野手部門で3年ぶり2度目の球宴出場を決めた。大谷とも仲が良いことが知られており、後半戦もふたりの活躍から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]