【45歳差対決】15歳の張本美和がルクセンブルクの60歳を下す 世界選手権デビュー戦で快勝
◇卓球世界選手権団体戦(16日、韓国・釜山) 卓球の世界選手権団体戦が16日、韓国・釜山で開幕し、日本はグループリーグ初戦でルクセンブルクと激突。日本の2番手で登場した15歳の張本美和選手は、ルクセンブルクの60歳ニー・シャー リエン選手から勝利を挙げるなど、チームも3-0で白星発進となりました。 【画像】【卓球】張本智和「追いつかれるのも時間の問題だなと」妹・美和の成長に驚き 兄妹で挑む世界選手権 世界ランク16位の張本選手は、日本チーム最年少の15歳。この試合が世界選手権団体戦のデビュー戦でしたが、初戦の相手は大会最年長60歳で世界46位です。 ニー・シャー リエン選手は、元中国代表として世界選手権の団体と混合ダブルスで金メダルを獲得。後にルクセンブルクに帰化しました。また21年の東京五輪には大会最年長で出場。また21年の世界選手権個人戦では女子ダブルスで銅メダルを獲得しています。 張本選手は、第1試合で貫禄の勝利をみせた早田ひな選手からバトンを受け試合へ。45歳差となったこの対決は、開始直後に得点表示板の機器トラブルで一時試合が中断。それでも張本選手はリズムを乱されることなく1ゲーム目を12-10と先取します。その後も張本選手は試合を優勢に進め、ストレート勝利を収めました。 また第3試合の平野美宇選手も危なげなくストレート勝利。日本女子卓球界にとって世界選手権団体53年ぶりの世界一へ、好スタートとなりました。 ▽世界選手権女子団体戦 グループリーグ日本3-0ルクセンブルク 【第1試合】 早田ひな3-0デヌッテ (11-5/11-7/11-9) 【第2試合】 張本美和3-0ニー・シャー リエン (12-10/11-3/11-8) 【第3試合】 平野美宇3-0ゴンデリンガー (11-2/11-6/11-4)