「謝らないことが癖になっている」部下や後輩にイライラ…素直に謝れるよう導く“最良の諭し方”【アンガーマネジメント協会代表理事が解説】
言うべき相手かどうか見極めることも重要
また、謝罪したほうがいいことを伝えなければいけない相手なのか、求めても仕方がないと思う相手なのか、見極めることも重要なポイントです。 たとえば、仕事などで関係が続いていく相手の場合は、今後の業務にも支障をきたすので、「今後のためにこれからも付き合っていきたいから、謝れるように直してほしい」と伝えたほうがいいでしょう。 一方、付き合わなくてもいい相手であれば、余計な波風を立てず、何も言わずに少しずつ距離を置いていくこともできます。 相手が謝らないという事実が毎回心に引っかかっていると、だんだん不満がたまってきて、やがては「もういい加減にしてほしい!」と爆発してしまうこともあります。そうならないように、言ったほうがいい相手かそうでない相手かを見極めて、冷静に伝えることがおすすめです。 戸田 久実 アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事
戸田 久実