モチベがゼロの時のための仕事術。秘策「一口サイズの逆ポモドーロ」
やる気が出ないなら「逆ポモドーロ」
大きな仕事を「一口サイズ」に分解するだけでは十分ではなく、実際にそのタスクを完了しなければなりません。やるべきことがたくさんあると、すべてこなすのも大変です。 「ポモドーロ・テクニック」のような、昔からある生産性向上テクニックを使っている場合、25分間働いてから、5分間の休憩をします。しかし、それですら気が遠くなってやる気が出ないことも。正直言って、ストレスがあるときの25分は長いです。 そんなときは「逆ポモドーロ」テクニックを試してみてください。 25分間働いて、少し休憩するのではなく、名前の通り逆に入れ替えて、5分間働いて長く休憩するのです。 5分間働いて、20分とか25分の休憩をするのは、生産性が上がらないような気がするかもしれませんが、フロー状態になるのが難しいときは効果があります。 この方法を試した人たちは、たくさん休憩しても、5分間で仕事が少しでも終わるので、大きな仕事に取り組んでいるときの不安が減ったと喜んでいます。 結局、いくつかのタスクが完了すれば、その仕事全体に対する気分が良くなります。突然、一度に5分以上仕事ができそうだと感じても驚くことなく、徐々にいつものポモドーロ・テクニックに移行して、仕事を終わらせましょう。
一口サイズの逆ポモドーロで、少しずつフローへ
最初に大きな仕事を小さなタスクに分解し、それから小さなタスクを逆ポモドーロで終わらせることで、最大の効果が得られます。 5分で会議の招待メールを送ってから休憩、5分で会議室のデジタル系の接続をIT部署に確認してから休憩、5分でスケジュールを作成し周知してから休憩。 25分間も働こうとしても十分生産的になれない場合は、休憩をしっかりと取ることはズルではありません。 何もしないより、何か簡単な仕事でも終わらせた方がいいですし、少しでも積み重ね始めたら、ゴールまで駆け抜けようという意欲が湧いてきます。
的野裕子