女子レスラーが悲劇の敗戦! “カウント5”も…仲間の横やりで白星“するり”の珍事
【WWE】SMACK DOWN(9月6日・日本時間7日/カナダ・エドモントン) 対戦相手を丸め込んで“カウント3”はおろか5秒を超える完璧な勝利かと思いきや…アシストに来た女子王者の”ある行動”でレフェリーがカウントを逃す不慮のアクシデント発生。実況席からは「意図的だったのか、アクシデントだったのか…?」と疑問の声が噴出した。 【映像】仲間の“ある行動”で悲劇の敗戦 WWE「SMACKDOWN」でティファニー・ストラットンとベイリーがシングルマッチで対戦。元WWE女子王者ベイリーと、女子タイトルに最も近いとされる、いつどこででもタイトル挑戦権があるティファニーの女子戦線の今後を占う対決。試合後半、ベイリーを相手に“あと一歩”で勝利が見えたティファニーだが、予想外の形で試合を落とすことになってしまった。 ベイリーの得意技トップロープからのダイビング・エルボーが炸裂し追い込まれたティファニーだが、ここで“援軍”登場。現王者のナイア・ジャックスがノッシノッシとベルトを肩にかけやってくると、試合に介入というよりは、ピンチのティファニーへの叱咤激励のためなのか、ABEMA実況の塩野潤二アナウンサーからは「助けに来た割にはゆっくりですね…」と思わずツッコミが入る程だ。 そんなナイアの応援が効いたかティファニーも、体操選手仕込みの回転から、体位を入れ替えて頭から落とす「アラバマスラム」を炸裂。カウント2.5まで追い込む惜しい一撃だ。 しかし次の攻防で厄介な出来事が起きる。ナイアが気になるベイリーは、場外目掛けて不意打ちの「ドラゴンロケット」炸裂。これにキレたナイアがエプロンに上るとレフェリーが制止。リング上ではティファニーが快心の「バックスライド・スモール・パッケージホールド」を決めるもレフェリーが完全に見逃し、カウントツーまで行くがベイリーにキックアウトされてしまう。 実際にティファニーがフォールしたのは3秒どころかカウント5を超える長時間。この流れに動揺したティファニーは、逆にベイリーのフィニッシャー「ローズ・プラント」を喰らい、まさかの敗戦となった。 塩野アナウンサーの「ナイア・ジャックスのアシストが裏目にでましたかね…」の問いかけに、解説のもりおは「意図的だったのか、アクシデントだったのか…?」とコメント。塩野アナは「わざとじゃないように見えましたけど…」とフォローするが「これは(ティファニーが)キレる案件」「不穏」「不協和音」「仲間割れか」「不当裁定」とファン騒然となった。 ティファニーの「クイーン(ナイア)とプリンセス(ティファニー)が組んだら最強じゃない?」の誘い文句で結成されたナイア&ティファニーのコンビ。師弟同士でも信頼のおけるパートナーでもない微妙な関係のまま今日に至るが、WWE女子王者のナイアと「マネー・イン・ザ・バンク」の優勝者の権利行使権を持つティファニーは、いずれ何らかの形での対決は必至。今後のティファニーとナイアの関係に益々注目が集まりそうだ。(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)
ABEMA TIMES編集部