ハロウィーン仮装で大阪・新世界をきれいに 地元店主らが清掃活動
大阪・新世界を仮装で楽しくきれいに━━。大阪市浪速区の通天閣周辺の繁華街「新世界」の商店主らが27日、自分たちの街を明るくきれいにしようとハロウィーン仮装で清掃活動を行った。商店主らの子どもたちも仮装で参加し、地元の商店主や道行く人からは笑顔がこぼれていた。 【拡大写真】新世界の中心に建つ「通天閣」は緑点灯で大阪モデルの警戒解除を周知
「先日緊急事態宣言も明け、時短要請も解除され、食のまち新世界のお店も営業を再開し、お客様も少しずつ増えてきました」と語るのは、通天閣近くの土産物店の店長、南幸弥さん。
新世界の若手商店主らの有志「新世界援隊」の実行委員長を務める南さんは、今年はまだ大きなイベントができないものの、地元店主らで仮装をして、大人から子どもたちが楽しめる集まりの第一歩として、ハロウィーンの季節に合わせて、仮装しながらの清掃活動を実行に移した。
同日は大きなカボチャや人気キャラクターにふんした新世界の店主やその家族らが通天閣付近に集合。ゴミ袋を手に新世界の街を歩きながら清掃した。 今回の清掃活動に南さんは「きれいなまち新世界にお客様が増えることを願いながら清掃しました。みなさんが新世界に来てくださることを、新世界の店主一同、お待ちしております」と話していた。