【会見詳細】「知事まだまだ続けたい」斎藤知事 『辞めないで』高校生の手紙が決め手 辞職・解散は初めから考えず
■判断の決め手「高校生からの手紙」に「ぐっときた」
25日の朝、「失職」を決断をしたという斎藤知事。その、決め手となったのは? 兵庫県 斎藤元彦知事:高校生が私のところに来られて、手紙をもらった。お叱りの手紙かなと最初は思ったんですけど、今でも見ると感情的になるが、『辞めないでほしい』と。知事のやってきたことが高校生にとっても響いてる面があった。知事が置かれている状況は、マスコミからの批判があるけども、世間も厳しい目で見てるかもしれないけど、彼としては負けないで、屈しないで、未来のために頑張ってほしいという手紙をもらった。 高校生が私に対してエールを届けてくれたので、ぐっときた。まだまだ、こんな自分でも、期待してくれる人がいるんだと受け取った。選挙は大変だと思うけど、頑張ってみようと覚悟を決めた。
■「責任の取り方にはいろいろあるが、続けることが責任の果たし方」
(Q.道義的責任についてどう考えるか?) 兵庫県 斎藤元彦知事:やっぱり今の県政は混乱している状況というのはあります。これは結果的に、こういう状況になっているというのは、私に大きな責任があります。 (Q.その責任をどう取る?) 兵庫県 斎藤元彦知事:責任の取り方、いろいろあると思うが、私は辞職は一つの責任の取り方。これは道義的責任にもつながっていると思うんですけど、道義的責任というのは日本の社会だと、責任を取って辞めるということになると思う。道義的責任は辞職をすることになると思う。道義的責任を認めるということは、ある意味辞職をするということになる。私は前から言ってます通り、責任の取り方は、辞めるというよりも続けていくと。そして、仕事をしていくということも責任の果たし方だと思っていますので、だから辞職というものはなかった。 ですけど、今回不信任決議案が可決しましたので、ここは辞職ではなくて失職という形になって、そしてこれからも自分の責任としては、先ほどの若い世代の応援含め、いろんな政策をもっとやっていきたいですから、そういった意味で責任を果たしていきたい。
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