空き店舗をギャラリーに 昴学園生徒、クラファンで支援募る 三重・大台
メンバーは町外出身者 卒業前に「町へ恩返し」
メンバー6人は昨年から、町民の依頼に応じてシャッターアートを描くなどしてきた。全員が町外出身で、同校卒業後は町を離れる。町との関わりを「思い出」で終わらせるのではなく、形として残して、恩返しをしたいとしている。 メンバーの鈴木まさみさん(伊賀市出身)は「自分たちの作品を通して、町とのつながりをずっと大切にできる場所にしたい」、稲森心愛さん(四日市市出身)は「地域の人との交流という本質を保っていけるようにしたい」とそれぞれ話す。 支援枠は千円から2万円まであり、生徒たちがデザインしたチームのロゴ入りポストカードや缶バッジ、トートバッグなどが返礼品。28日時点で支援者24人から40万円近く集まっている。 クラファンへの支援は「READYFOR」の「空き店舗のリノベーションに挑戦! 人と町とアートを繋(つな)ぐプロジェクト」から。