【武蔵野S 展望】エンペラーワケア 得意の東京で重賞2勝目狙う
東京土曜(9日)のメインはG3「第29回武蔵野S」(ダート1600メートル)。優勝馬にはチャンピオンズCの優先出走権が与えられる。今年も好メンバーが集まった。 主役は充実著しいエンペラーワケアだ。年初1月の根岸Sで重賞初制覇。5月欅Sは2着だったが、秋初戦のエニフSは好位3番手から快勝した。ともに59キロを背負って奮闘。今回は57キロでの出走となる。レース巧者で立ち回りのうまさが武器。1F延長も問題なく、得意の東京で重賞2勝目を狙う。 5歳の実力派ペイシャエスも有力候補。前走・エルムSで重賞3勝目(地方含む)を飾った。年齢を重ねて、以前より安定感が増してきた。東京マイルは3歳時にユニコーンSを勝っており、重賞連勝の期待が膨らむ。 クラスターC6着からの巻き返しを期すコスタノヴァ。グリーンチャンネルCを制したショウナンライシン、東京巧者のペリエールやタマモロックも侮れない。