能登の仮設商店街、初開業 七尾市、再生へ一歩
能登半島地震で被災した店舗が入る仮設商店街が石川県七尾市の「一本杉通り」に完成し、16日、オープニングセレモニーが開かれた。建物が損壊するなどした飲食店や美容室など4テナントが集まり、なりわい再生へ向けた一歩を踏み出した。能登半島の被災地で、仮設商店街のオープンは初めて。 セレモニーで、七尾市の茶谷義隆市長は「待ちに待った再開。にぎわいを取り戻すための支援を続けたい」と述べた。 一本杉通り商店街の一角にある金融機関跡地に整備。プレハブ4棟計約300平方mに、地震で被害を受けた市内の4事業者が入った。入居期間は2年間。仮設店舗で営業を続けながら、本格的な再建に取り組む。