大阪駅前に誕生、安藤忠雄設計監修の文化装置〈VS.〉。こけら落としは真鍋大度の新作個展です。
メディアアート界の寵児として、様々な施設のこけら落としを担うことも多い真鍋。 「まだ色がついていない状態で使わせてもらえるのは、自由にやれるしおもしろい。特に今回は自由にやらせてもらったけれど、この空間のスペックを出し切ることを意識して、できるだけものを置かないようにしました。こんなに音を出すというのは想定していなかったんじゃないかというくらい、大音量も出させてもらっている。文化装置と称するからには、ここで新作を作ったり実験をしたり、制作や創作を加速するような装置でもあるべきだと思うので、今までやってないことをやるべきだと」 かくして作りあげられたのは、数学的アルゴリズム、音楽プログラミング、3D建築データが融合するメディアアート。鑑賞者自身が作品を構成するオーディオ・ビジュアルの世界に浸りたい。
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VS. OPENING EXHIBITION 真鍋大度 新作個展「Continuum Resonance：連続する共鳴」
〈VS.〉大阪市北区大深町6番86号 グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク VS.～2024年10月14日。10時～19時。入場無料（要事前予約）。
photo_Haruhi Okuyama text_Mako Yamato editor_Keiko Kusano
