落合博満さん「いちろくご」と明言…昭和ー平成の契約更改 会見で見せた選手の本音 侍J井端監督は温度差に「ショックで震えることって…」
■選手としても監督しても超一流 落合博満さんははっきり明示
現役時代、日本プロ野球唯一の3度の三冠王、そしてドラゴンズの監督として、53年ぶりの日本一にも導いた落合博満さんは、契約更改の場面では、はっきりとものを言う姿が目立ちました。 落合博満さん:(1988年の契約更改記者会見) Qサインは しました。 Q金額は だから1億3000万円。うん、こんなもんじゃないですか。 翌1989年は、打点王のタイトルを獲得しましたが…。 落合博満さん:(1989年の契約更改記者会見) Qきょうは保留した はい。金額の提示っていうの、自分の思っている金額と球団が出してくれる金額のね、やっぱり若干開きがあるっていうことで。だから数字に関して今日はここでは、いくらということは一切言いません。契約した時点でだいたい、皆さんの大好きな推定いくらいくらということを言わせていただきます。 そして、年明けの2回目の交渉の結果。 落合博満さん: 終わりました。 Qサインは しました。 Q提示額は この前言っていたもんね。いちろくご。 1億6500万円は当時の日本人選手の最高年俸ですが、金額をはっきりと言うことには、理由がありました。 落合博満さん: アメリカでは4億という声も出ているくらいだから、早く日本の選手も2億3億という声を聞けるような下準備はできたんじゃないかなと。 自分の年俸が上がっていくことで、後輩たちの分を底上げしていきたいという思いから、落合さんは年俸を明示していました。
■2024年の抱負を「キックバック受け取りたい」と書いて怒られたドアラ
そしてドラゴンズのマスコット、ドアラの契約更改記者会見はいまやシーズンオフの風物詩です。 2年連続最下位となった去年2023年、いつもどおりの画用紙に書いたのは…。 ドアラ:(画用紙に書く) 2年連続最下位 試合イベント休む 自分からダウンを提案 自らダウンを提案し、推定・食パン500グラムでサインしました。2023年のこの頃は、自民党の裏金問題が大きな話題となっていて2024年シーズンについての抱負が…。 ドアラ:(画用紙に書く) たくさんパーティーをしてキックバックを受け取りたい。 司会: 書き直してくださいね(怒) 司会に怒られました。2024年、ドアラはどんな契約更改をしてくれるのでしょうか。 2024年11月15日放送 (東海テレビ)
東海テレビ