18歳ジョイントが前週のブリスベンに続くツアーレベルのマッチ3勝目で2回戦へ「繰り返すことができてうれしい」 [ホバート国際／テニス]

「ホバート国際」（オーストラリア・ホバート）で2回戦に進出したマヤ・ジョイント（オーストラリア）（Getty Images）

　WTAツアー公式戦「ホバート国際」（WTA250／オーストラリア・タスマニア州ホバート／1月6～11日／賞金総額27万5094ドル／ハードコート）の女子シングルス1回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）を得て参戦した18歳のマヤ・ジョイント（オーストラリア）がオルガ・ダニロビッチ（セルビア）を6-2 6-3で退け、前週のブリスベンに続くツアーレベルのマッチ3勝目を挙げた。 ～ホバート国際で前週のブリスベンに続くツアーレベルのマッチ3勝目を挙げた18歳のジョイント選手～ 　安定したサービスゲームを展開した元ジュニア世界ランク20位のジョイントは一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで2度ずつブレークに成功して1時間24分で快勝した。 　トップ100の選手と7度目の対決だったジョイントは3勝目を挙げたが、53位のダニロビッチはこれまでに勝った最高位の選手となる。 「素晴らしい気分よ。1度や2度のまぐれではなく、繰り返すことができて本当にうれしいわ」とジョイントは試合後に語った。 「（ブリスベンを経験したことで）自分がこのレベルにあると感じたから、自信を持つように心掛けていたの。自分にはほとんどプレッシャーがないことはわかっていたしね」 　2024年シーズンにITFツアー2勝を挙げるなどしてWTAランキング600位台から最高110位まで躍進したジョイントは、日曜日に開幕するオーストラリアン・オープンでも本戦ワイルドカードを受け取っている。 　ジョイントは次のラウンドで、バルバラ・グラチェワ（フランス）を6-3 3-6 6-4で破って勝ち上がった第4シードのマグダ・リネッテ（ポーランド）と対戦する。 　そのほかの試合では第1シードのダイアナ・イエストレムスカ（ウクライナ）、第2シードのエリース・メルテンス（ベルギー）、第3シードのアマンダ・アニシモワ（アメリカ）、アンナ・ブリンコワ（ロシア）、ラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）のレナタ・サラスア（メキシコ）、ワイルドカードで出場したソフィア・ケニン（アメリカ）、予選勝者のアン・リー（アメリカ）が2回戦に駒を進めた。 　第5シードのルル・スン（ニュージーランド）はケニンに6-4 3-6 3-6で敗れ、前週のオークランドに続いて初戦でシードダウンを喫した。