2024年の選挙を振り返る!選挙界の流行語の生みの親が選ぶ今年の漢字とは!?
衆院選ではYouTubeに強い政党が優位に!
10月の衆議院選挙では、自民党が逆風を受け、国民民主党が議席を大きく伸ばし、れいわ新選組も議席数を増やし、日本保守党も初陣で議席を獲得しました。 MC千葉「国民民主党の躍進は、いまだに話題になるぐらい衝撃的で、戦略的だったと感じます」 米重氏「我々の調査でも、国民民主党、れいわ、日本保守党の3つの勢力に共通するものとして、YouTubeの支持基盤が非常に強いということが明らかになっています」 情勢調査では、国民民主党の支持層の約4割の人がYouTubeを参考にしていて、れいわや日本保守党はそれぞれ5~6割の人がYouTubeを参考にしていると米重氏。「今回、ある意味、ネット選挙がうまくはまった政党、政治勢力がしっかりと伸ばしたと言える。ある意味、2024年を象徴するような結果だ」と解説しました。
選挙界隈の今年の漢字はコレ!
MC千葉「今年の選挙界隈での流行語大賞ともいえる言葉は『ネット地盤』。米重さんが生み出した言葉ですね」 「ネット地盤」を最初に言い出した米重氏。立憲民主党や日本維新の会の衆院選の総括の文章で「ネット地盤」という言葉が書かれていたのを見て、「今年、それだけネット選挙のインパクトが大きかったんだな」と感じたと話します。 では、米重氏が選ぶ選挙界の「今年の漢字」は何でしょうか? 米重氏「今年の漢字は『波』です」 米重氏は、メディアシフトの波が選挙に大きな影響を及ぼしたことや、いろんな波乱があったことから、「波」を選んだと語りました。 ちなみにMC千葉は「若」を選びました。 総裁選で40代の政治家が2名立候補したことや、国民民主党が今回若い世代を巻き込むことを少しずつ構築しているようなことを理由にあげます。 都知事選は60%以上の高い投票率で、都心部の若い世代が投票に行ったことも、大きなポイントとなりました。 米重氏「若い世代が政治に関心を持つきっかけとして、ネット選挙機能というものは結構あったのかもしれないなと、この現象からは感じますね」