CL決勝の注目点の一つはベリンガム対サンチョ ドルトムント時代は親友の間柄だった二人
親友であり恩人
6月1日(現地時間)、イングランドのウェンブリースタジアムでレアル・マドリードとボルシア・ドルトムントによるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝が行われる。 この欧州サッカーの今季を締めくくる大一番を前に、レアルのジュード・ベリンガムはレアルの専用チャンネル『Real Madrid TV』の中で、決勝進出後に交わしたドルトムントのジェイドン・サンチョとのやり取りや二人の関係について語っている。 「決勝進出が決まってからドルトムントの選手達とは連絡を取らなかったけど、ジェイドンからは「決勝で会おう」というメッセージをもらったよ。ジェイドンは、僕がドルトムントにいた頃に面倒を見てもらっていた選手なんだ。本当に良いやつだし、たくさんの時間を一緒に過ごした」 2020年7月に当時17歳だったベリンガムはバーミンガムからドルトムントに加入。サンチョとは同選手がマンチェスター・ユナイテッドに移籍する2021年7月までの1年間チームメイトだった。この時期にも、ベリンガムはドイツ誌『Kicker』とのインタビュー取材の中でサンチョについて語っている。 「彼は僕にとって本当に大事な存在。それは、彼が僕と同じ国から来ているとか同じ言語を話すからということだけじゃない。もっと重要なのは、彼がどのように僕や他の若い選手達に接しているか、いかに僕らの良さを引き出してくれて、僕らに自信を与えてくれているかということなんだ」 ともにレアルとドルトムントで攻撃の牽引役を担っているベリンガムとサンチョのパフォーマンスが勝敗に大きく関わってくるのは間違いない。果たして最高峰の舞台でチームを勝利に導く活躍を見せるのはどちらなのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部