＜ブライトン・ウルバーハンプトン＞前半、ドリブルで抜け出すブライトン・三笘（右）（ロイター）

　◇プレミアリーグ第9節　ブライトン2―2ウルバーハンプトン（2024年10月26日　ブライトン） 　ブライトンの日本代表MF三笘薫（27）が26日、本拠ウルバーハンプトン戦で2試合ぶりの先発出場。得点には絡めず後半44分に途中交代。チームは後半アディショナルタイムに失点し土壇場で追いつかれ2―2のドロー。最下位相手に勝ち点3を目前で逃してしまった。 　4勝3分け1敗（勝ち点15）で5位につけるブライトンは、開幕から8戦未勝利で最下位に沈むウルバーハンプトンと本拠で対戦。三笘は2試合ぶりに先発復帰。前節担架で運ばれ途中交代となったエースFWのウェルベックは、状態が不安視されていたがスタメン入り。一方で先発メンバーに名を連ねたDFダンクが試合直前の練習中に負傷し、急きょベンチ外となるアクシデントに襲われた。 　試合は前半45分、相手GKのキックミスから鋭いカウンター。最後はFWリュテールからのスルーパスを受けたウェルベックが右足で流し込み先制。ウェルベックは3戦連続ゴールで今季6点目。キャリア初の2桁得点到達も狙える好調ぶりを見せつけた。 　後半40分には途中出場のFWファーガソンにも追加点。このまま快勝するかと思われたが同43分に失点。1点差に迫られるとアディショナルタイム、カウンターからFWクーニャにゴールを許し2―2のドロー。土壇場で追いつかれ3連勝ならず。勝ち点1に終わった。 　三笘は前半22分、中央でボールを受けペナルティーエリア手前から右足でシュート。惜しくも枠の上へと外れゴールとはならなかったが本拠サポーターを沸かせる場面も。しかし、得点には絡めず後半44分に途中交代。チームを勝利へと導くことが出来なかった。