【ワイルドなハイエースに似合うホイール!】6本ツインスポークで足元を着飾る!
ワークのオフロード系ホイールブランド「クラッグ」の中にあって、「ティーグラビック」シリーズは、メキシコのバハ・カリフォルニア半島で行われる過酷なデザートレース「BAJA1000」参戦のマシンが装着するワンオフ鍛造モデルからフィードバックしたシグネチャーモデルに端を発している。今回注目する「クラッグ・ティーグラビックIII」はシリーズ3作目で、これまで以上に機能美と堅牢さを兼ね備えたモデルだ。 【写真14枚】クラッグ・ティーグラビックIIIに似合うハイエースの全貌 BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL 【装着ホイール&タイヤサイズ】17×8J INSET20 & 225/60R17 サイズは16&17インチを用意するが、中でも「17×8J INSET20」はランクル・プラドに向けて用意するサイズ。つまり、200系ハイエースと同じ「6H&P.C.D.139.7」ということで、200系ハイエースユーザーからも熱い視線を集めているというワケだ。200系ハイエースに装着する場合、そのままではタイヤ&ホイールがハミ出てしまうが、片側15mm以上ワイドになるオーバーフェンダーを取り付ければ、ノーマル車高でもボディから突出せずに装着できるというのも人気の理由だ。 デザインのベースは、シンプルな6本ツインスポーク。センターから立ち上がって伸びるスポークは、リムに向かって真っ直ぐコンケーブし、リムフランジ手前で落とし込むことで、脚長感と力強さを手に入れている。 そのうえで、ツインスポーク間の一段落としたところにトラスフレームを装着。メインスポークをつなぐように組み込んだこのフレームが、剛性を高めるとともに、全体の強度を確保するという役割も担っている。トラスフレームにハイライトが当たれば、ディスクにさらなる立体感を与えてくれるのもいい。ちなみに、ホールの外周にあるトラスフレームにより、200系の純正ブレーキローターの視覚的な密度感を高める効果も期待できる。 アウターリムフランジは、ティーグラビック1&2作目の凝ったデザインとは違ったシンプルな形状を採用。リムフランジの内側にスラントした面を設け、そこにピアスボルトホールに見立てたディンプルを配置することで、ありきたりのビードロック風とはひと味違う存在感を手に入れている。 カラーリングは、ブラッククリアグレーとマットブラックの2色を用意。撮影したブラッククリアグレーは、ツヤありブラック塗装の後にスポーク表面を切削し、その上からグレークリアを塗ることでトーンを抑えている。6Hモデルに合わせて新たに製作したレッドラインを持つセンターキャップと合わせることで、ラギッド系スタイルを目指すユーザーたちのハートをガッツリとワシづかみにするのは間違いない。 『CRAG・T-GRABIC III』クラッグ・ティーグラビック スリー ■サイズ:[6H-P.C.D.139.7]17×8J INSET20 [5H-P.C.D.114.7]16×7J INSET38 ■カラー:マットブラック(MBL)、ブラッククリアグレー(BPA) ■構造:鋳造1ピース
カスタムCAR 編集部