【天皇賞秋・厩舎直送】昨年2着ジャスティンパレスは状態キープ「少しずつ大人にはなってきています」
[GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] 昨年のこのレースでイクイノックスの2着だったジャスティンパレス(牡5・杉山晴)が、今年も駒を進めてきた。上半期の2戦はいい結果が出ていないものの、帰厩後は坂路で着実に乗り込まれている。 フィジカル面について担当の池水助手は「馬体重は先週の火曜日で472キロ。大きく変わらない」と説明する。しかし、やんちゃな面があった2歳時と比べると、精神面は徐々に成長。「少しずつ大人にはなってきています」とうなずく。 前走のGⅠ宝塚記念は、それまでに経験がないほどの重馬場だったこともあり、10着と大敗。幸い、レース後も大きなダメージはなく、昨年と変わりない雰囲気で状態を維持している。 昨年のこのレースは、1分55秒2という超絶レコードのハイレベルな決着で連対を確保。昨春の天皇賞・春を制したステイヤーの印象が強いが、2000メートルにも十分に対応できる。同助手も「去年2着に来ていますし、不得意ではないと思います」と1年半ごしの天皇賞春秋制覇に期待を寄せた。
東スポ競馬編集部