日産「NV100クリッパー」が一部仕様変更を機に車名変更。商用は「クリッパー バン」、乗用は「クリッパー リオ」に
日産自動車3月26日、軽商用車「NV100クリッパー」と軽乗用車「NV100クリッパー リオ」を一部仕様変更するとともに、それぞれ「クリッパー バン」、「クリッパー リオ」へと車名を変更し、同日発売した。税込車両価格はクリッパー バンが133万3200円~200万2000円、クリッパー リオが195万3600円~218万1300円。
両モデルともに4速AT/5速AGSはCVTに、クリッパー リオの4WD車はフルタイム4WDからパートタイム4WDに変更
「NV100クリッパー」はこれまで、利便性と快適性、低燃費、そして積載性能の高さを兼ね備えた軽商用バンとして、「NV100クリッパー リオ」は、さらに広い荷室と多彩なシートアレンジにより、毎日の暮らしからレジャーまで、幅広いシーンで使用できるモデルとして好評を博してきた。 このたび新車名となった「クリッパー バン」、「クリッパー リオ」はともに、このたびの一部仕様変更で、これまでトランスミッションが4速AT/5AGS(5速オートギヤシフト)だったグレードに、CVT(Continuously Variable Transmission)を採用。 「クリッパー バン」には、オートエアコンやオートスライドドアを標準装備した「GXターボ」を再設定し、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」をはじめとする先進安全技術を全車に標準装備。ボディカラーでは新たに、デニムブルー、クールカーキ、モスグレー、スノーパールホワイトが採用(グレード別設定)された。 一方「クリッパー リオ」は、四輪駆動モデルがフルタイム4WDからパートタイム4WDに変更。通常走行で使用する2WDに加え、路面状況に応じて2WDから4WDまで自動的に駆動力を制御する「4WD AUTO」、農地や山の未舗装路などで力を発揮する「4WD LOCK」の3モードに切り替えられる電子制御式4WDを搭載し、走破性を高めている。 加えて、LEDヘッドランプを全車標準装備するなど、さらなる安全性の向上が図られた。ボディカラーでは、デニムブルー、モスグレーが新たに採用された。 ●「クリッパー バン」モデルラインナップ 【2WD車】 ・DX:133万3200円(5速MT)/142万4500円(CVT) ・DX GLパッケージ:158万5100円(CVT) ・GX:153万1200円(5速MT)/164万4500円(CVT) ・GXターボ:184万8000円(CVT) 【4WD車】 ・DX:146万5200円(5速MT)/157万8500円(CVT) ・DX GLパッケージ:173万9100円(CVT) ・GX:166万3200円(5速MT)/179万8500円(CVT) ・GXターボ:200万2000円(CVT) ●「クリッパー リオ」モデルラインナップ 【2WD車】 ・E:195万3600円(CVT) ・G:202万7300円(CVT) 【4WD車】 ・E:210万7600円(CVT) ・G:218万1300円(CVT) ※価格は消費税込み