日産「NV100クリッパー」が一部仕様変更を機に車名変更。商用は「クリッパー バン」、乗用は「クリッパー リオ」に
福祉車両のライフケアビークル「チェアキャブ」も合わせて車名&一部仕様仕様を変更
このたびの「クリッパー」シリーズの車名変更及び一部仕様変更に合わせて、日産の関連会社である日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、「NV100クリッパー リオ」をベースにしたライフケアビークル「チェアキャブ」の車名を、クリッパー リオ「チェアキャブ」に変更するとともに、一部仕様変更を実施し、同日発売した。車両価格は229万円~243万円(消費税非課税)。 クリッパー リオ「チェアキャブ」は、車両後部から車いすのまま車内に乗り込めるように、操作が簡単な手動式のスロープと、車いすの乗り降りを手助けする電動ウインチを装備した福祉車両。 一部仕様変更の内容は、トランスミッションが4速ATからCVTに変更されたほか、4WD車はこれまでのフルタイム4WDからパートタイム4WDに。通常走行で使用する「2WD」に加えて、路面状況に応じて2WDから4WDまで自動的に駆動力を制御する「4WD AUTO」、農地や山の未舗装路などで力を発揮する「4WD LOCK」の3モードが設定された。 さらに、LEDヘッドランプや、前方に加えて後方にも機能する「踏み間違い衝突防止アシスト」、後席左側オートスライドドアを全車標準装備とし、安全性や利便性がさらに向上している。 ●クリッパー リオ「チェアキャブ」ラインナップ ・2WD車:229万円(CVT) ・4WD車:243万円(CVT) ※消費税非課税
MotorFan編集部