【ヴィクトリアマイル】過去5年オール連対!2ケタ人気馬も激走「神パターン」該当馬
5月12日(日)に行われるヴィクトリアマイル(東京芝1600m)は穴馬の台頭が珍しくない、波乱含みの牝馬限定G1です。 ここ数年を見返しても、1番人気で制したのは20年アーモンドアイ、21年グランアレグリアの2頭のみ。すでにG1を複数勝っていた規格外の女傑が作った実績とあっては少々参考にしづらいところでしょう。 またその一方で、21年ランブリングアレー(10人気)や19年クロコスミア(11人気)などの2ケタ人気馬が馬券内に食い込むケースも目立っています。 このような傾向だけを見ると、予想は難解に思えてしまうもの……ですが、ご安心を。実は人気に関係なく、これら激走馬たちの多くに当てはまっていた「神パターン」が存在していることはご存じでしょうか? ズバリ、「過去1年以内に1800m以上の古馬重賞で好走」していた馬に注目してください! ●23年 2着 ソダシ(3人気) →23年府中牝馬S2着 3着 スターズオンアース(1人気) →23年大阪杯2着 ●22年 1着 ソダシ(4人気) →21年札幌記念1着 ●21年 2着 ランブリングアレー(10人気) →21年中山牝馬S1着、愛知杯2着 3着 マジックキャッスル(5人気) →21年愛知杯1着 ●20年 1着 アーモンドアイ(1人気) →19年天皇賞・秋1着 ●19年 1着 ノームコア(5人気) →19年愛知杯2着 3着 クロコスミア(11人気) →18年エリザベス女王杯2着 (※過去5年) ご覧の通り、過去5年における連対圏には必ず該当馬が存在。また冒頭でも紹介した爆穴級の伏兵2頭も同じく条件をクリアしていたことは見逃せません。 先週のNHKマイルCにおける攻略レポート、『思い込み注意!「東京=差し追い込み有利」のギャップから浮上した1頭』でもご紹介した通り、東京芝1600mは意外にもキレ一辺倒の決着にはならず、タフさも要求されるコース。 この理由から単独推奨したジャンタルマンタルが実際に圧勝を収めました。 牝馬限定戦のヴィクトリアマイルにおいても傾向は同様。スタミナが求められるコースで、マイルより長い距離を走った経験を活かしての激走が珍しくないのだと推測できます。 今回、「1年以内に1800m以上の古馬重賞で好走」した経験があるのは以下の通り。 コンクシェル →24年 中山牝馬S1着 ナミュール →24年 ドバイターフ2着 ハーパー →23年 エリザベス女王杯3着 フィールシンパシー →24年 福島牝馬S2着 ライラック →23年 府中牝馬S3着 この中でも、やはり注目はナミュールでしょう。上位人気が予想される馬の中では唯一の該当で、傾向から今年の連軸候補として期待できる1頭となりそうです。 また他の4頭も伏兵扱いとはいえ、同じく「神パターン」の該当馬。馬券の相手に加えておけば、思わぬ好配当を運んでくれるかもしれませんよ!
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